「この人と語る」千葉市立真砂東小学校 校長 三浦 由美さん  

耳寄り情報、「この人と語る」、今回は千葉市立真砂東小学校校長の三浦 由美(みうら ゆみ)さんにいろいろとお話しを伺ってみたいと思います。

校長 三浦 由美さん
  • ①早速ですが、先ず、昨年の4月に真砂東小学校の校長にご就任されて今年は2年目に入りますが、東小でのお仕事には慣れましたか?・・。
  • 日々緊張の毎日ですが、毎朝、子どもたちと元気な挨拶を交わして一日がスタートできることに幸せを感じます。子どもたちからたくさんのエネルギーをもらっています。また、私にとって真砂は、とても思い出深い地域です。真砂第三小では閉校を、そして真砂西小学校の開校にも立ち会うことができ、そしてこの度再び、大好きな真砂の地区に戻ってくることができ大変うれしく思っております。
真砂東小学校
真砂東小学校

②他の地域の学校に比べ真砂東小の特徴は・・・

何といっても、広い校庭と広い体育館は、他の学校では見られない自慢のものです。体育館は若潮国体のときに食堂として使われたものだと聞いています。バスケットボールのコートが2面とれる広い体育館のため、体育のときも思いっきり体を動かすことができます。校庭も広く、100メートル走の走路を直線でとることができ、全校児童が遊んでいても元気いっぱい走り回ることができます。また、幼稚園、保育所、小学校、中学校、高等学校が学区に揃い、互いが連携しあっていることは、とてもすばらしい地域だなあと思います。また、区役所、文化ホール、消防署、警察署、郵便局なども近くにあり、学習する上でとても役に立っています。

校長 三浦 由美さん
真砂東小の校庭
  • ③学校の概要・教員数・生徒数は・・・。
  • 本校は、平成23年に真砂第一小学校と真砂第四小学校が統合して開校し、13年目を迎えました。校舎は旧真砂第二中学校を改修して使っています。令和5年度は、全校児童472名(令和6年1月9日現在)、学級数は1年生、6年生が2学級ずつ、2年生から5年生は3学級ずつ、そして特別支援学級2学級の全部で18学級、教職員数は38名です。
遠藤 敬介教頭と打ち合わせをする三浦校長

④学校経営上の教育目標は、また、教育活動は・・・。

学校教育目標「未来に向けて、豊かにたくましく生きる東の子の育成」の実現を目指し、知徳体バランスのよい子どもを育てていこうと考えます。今年度の重点として、「エンジョイ&チャレンジ 思いやりをもって~子どもたちが生き生きと(ひとみ輝き)活動する学校をめざして~」ということで、全職員が一丸となって取り組んでいます。次世代を担う子どもが、楽しく学校生活を送り、様々なことにチャレンジしていくこと、そして主体的に未来を切り開いていこうとする力を培っていけるよう支援しています。

授業風景
授業風景

⑤特に、特徴ある教育活動は・・・。

本校は、保護者や地域の方々が学校にとても協力的で、地域全体で子どもたちを育ててくださっているのを感じます。毎朝、セーフティウォチャーさんが子どもたちの登校を見守ってくださり、保護者会でも下校時の見守り活動を行ってくださっています。地域の方々の温かさが本当にありがたいです。特徴ある教育活動といえば、地域の「みどり文庫さん」による本の読み聞かせが年2回行われていて、子どもたちがとても楽しみにしている活動の一つです。また、1年生から6年生が縦割りグループをつくり、仲良し遊びをしたり全校遠足に行ったりします。上学年が下学年のことを思いやりながら遊ぶ姿が多くみられます。

体育の授業
授業風景

⑥三浦校長が、さらに活動面で望むことは・・・。

生成AIが教育現場にも入ってきた時代ですが、相手の気持ちを思いやる優しい心は、いつも持ち続けてほしいと思います。そして、大きな声で挨拶をすることは、大事にしていきたいことです。また、がんばり通す力やすこやかな体を育てる子どもを目指して、日常体育や運動の充実を図るとともに、粘り強く学ぶ意欲も大切にしたいと思います。

書初めの授業
  • ⑦結びに、真砂地区居住の皆さんや生徒たちの父兄に対してお願いしたいことは・・・。
  • 時代の変化に対応しながら、子どもたちのよりよい成長のために、学校と保護者、そして地域の皆様のお力添えの中で、子どもたちを見守り、育てていけたらと思います。どうぞこれからもご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
校長 三浦 由美さん

ありがとうございました。耳寄り情報、「この人と語る」、今回は千葉市立真砂東小学校校長の三浦 由美(みうら ゆみ)さんにいろいろとお話しを伺いました。

真砂東小学校