「この人と語る」千葉西警察署 署長 葉葺 智さん 

耳寄り情報「この人と語る」、今回は、今年4月に千葉西警察署の署長にご就任された葉葺 智(はぶき さとし)さんにいろいろとお話しを伺ってみたいと思います

千葉西警察署 署長 葉葺 智さん

千葉西警察署 署長 葉葺 智さん

① 千葉西警察署の組織と管轄地域についてお話を伺えますか・・・。

千葉西警察署

千葉西警察署

千葉西警察署

千葉西警察署

千葉西警察署は、昭和55年2月1日、千葉中央警察署、千葉南警察署に次いで千葉市内では3番目の警察署として開署し、千葉市美浜区のほか、稲毛区と花見川区の一部を管轄しています。署員数は署長以下約300人で、少年補導や各種犯罪の予防を行う「生活安全課」、交番(11か所)、駐在所(1か所)、移動交番でパトロ-ルや巡回連絡などを行う「地域課」、殺人・強盗・窃盗などの犯罪捜査を行う「刑事第一課」、暴力団や薬物・銃器事件などの犯罪捜査を行う「刑事第二課」、交通事故の捜査や交通違反の取締りを行う「交通課」等の9つの課で構成されています。

② 管内の犯罪・事故発生状況と件数は、例年に比べては・・・。

千葉西警察署 署長 葉葺 智さん

出動に備えるパトカー

出動に備えるパトカー

出動に備えるパトカー

当署管内における令和6年中の刑法犯認知件数は、1834件で前年比マイナス14件とわずかに減少しました。令和7年は、6月末現在(暫定値)で857件、前年同期比マイナス27件と減少しています。主に減少しているのは窃盗犯であり、中でも車上ねらい及び部品のねらいが38件(前年同期比マイナス58件)、万引きが132件(前年同期比マイナス32件)と大幅に減少しています。一方、窃盗犯の中でも、空き巣等の侵入窃盗については30件(前年同期比プラス12件)と増加傾向にあり、その被害状況として、侵入窃盗被害の約20パ-セントが玄関ドア等の無締まりから侵入され被害に遭っているため、外出する際は短時間でも自宅の施錠はするよう心掛けることが重要です。また、交通事故については、令和7年6月末現在(暫定値)で人身事故は216件(前年同期比マイナス5件)と減少傾向になっております。死亡事故の死者数は、0人(前年同期比マイナス1件)と減少しています。交通事故を分析しますと、8~10時台の朝の時間帯に多く発生し、事故類型別では出会い頭が52件(全体の24パ-セント)、人対車では、横断歩道横断中の事故が多く、19件(同9パ-セント)となっています。高齢者の関係する事故は50件であり、死傷者数は43人となっています。死傷者の状態別では、歩行者が41人(全体の15パ-セント)、四輪乗車中が102人(同39パ-セント)、二輪車乗車中が33人(同12パ-セント)、自転車乗車中が80人(同31パ-セント)であり、高齢者は43人(同16パ-セント)となっています。

③ 犯罪の予防についてどのような施策を講じ活動をされているのですか・・・。

打合わせを行う 葉葺署長

打合わせを行う 葉葺署長

当署における施策としては、各種防犯講話の実施、被害防止啓発キャンペーン、各種犯罪に係る広報啓発活動、犯罪発生個所を中心としたパトロ-ル活動があげられます。各種防犯講話については、高齢者に対し、高齢者の被害が約8割を占める電話de詐欺に係る現状、発生状況、被害に遭わないための注意点等について注意喚起を促す講話を行っています。また、中学、高校、大学等の学生に対しては、子ども、女性に対する犯罪の未然防止講話や闇バイトの現状、闇バイトに応募させないための講話を行っています。被害防止啓発キャンペーンでは、人の往来が多い駅前広場や商業施設において、地元の御当地ヒ-ロ-や警察庁から指定され芸能人で組織された団体である「SOS47」から選出された特別防犯支援官とともに防犯チラシの配布や高齢者宅への訪問活動を行っています。各種犯罪に係る広報活動については、適宜当署から安全安心メールを送信して犯罪被害の抑止に係るタイムリーな広報活動を行うほか、JR海浜幕張駅前に設置されたデジタルサイネージ(看板や掲示板をデジタル化したもの)で痴漢、盗撮被害防止に係る広報活動、また、当署で作成したYouTube動画を効果的に活用した広報活動を推進しています。最後に犯罪発生個所におけるパトロ-ル活動については、当署では平素から勤務員が管内のパトロ-ル活動を実施していますが、空き巣被害や自動車盗の窃盗事件が発生した場所については駐留警戒や徒歩による警戒を念入りに実施し、日々、犯人検挙のための活動を行っています。これら以外にも自転車の盗難防止を目的に無施錠の自転車に対し当署で作成したオリジナルのタグをつけて注意喚起を行う等、日々、千葉市民が安全で安心できる生活をきちんと確保できるための施策を行っています。

④「電話de詐欺」事件が多いと聞いていますが、その対策は・・・。

令和6年中の電話de詐欺被害は、被害件数45件、被害額約1億9.000万円となっています。令和7年上半期(1月~6月)の被害件数は29件(前年同期比プラス7件)、被害額約2億1.400万円(前年同期比プラス1億2.500万円)と増加傾向にあり予断を許さない危機的な状況にあります。電話de詐欺被害の多くは犯人からの1本の電話で始まります。「詐欺犯人と話をしないこと」を念頭に常時留守番電話設定のほか防犯対策電話録音機の設置も被害を防ぐ対策としてとても有効です。また、犯人は、国際電話を利用して電話をかけている割合が多いので、当署では国際電話番号からの着信を受けないようにするための利用休止申込書を準備してありますので、皆様の中で普段外国と電話をする用事のない方はぜひ当署生活安全課までご連絡をいただきたいと思いますのでよろしくお願いします。

⑤ 結びに葉葺署長から、市民の皆さんに対してお願いしたいことは・・・。

千葉西警察署 署長 葉葺 智さん

千葉西警察署では、「迅速」、「的確」、「誠実」を信条として、市民の皆様が安心して暮らせる安全なまちづくりを目指し、署員一同、日夜職務に邁進して参ります。御理解と御協力をよろしくお願いします。

ありがとうございました。耳寄り情報「この人と語る」、今回は、千葉西警察署の署長の葉葺 智(はぶき さとし)さんにいろいろとお話しを伺いました。